情報モラル「炎上」という言葉

現在教育実習中でして、授業は実習生が行っております。
ということで引き続き、教育実習生回です。


今日も今日とて、授業作りをしていたのですが。

本校が採択している教科書には「炎上」という言葉が載っています。
説明文が突っ込みどころ満載でしたので、詳しくは省きますが。

実はこの「炎上」という言葉、教育現場で使うには少し難しいんですよね。
いやネットスラングの1つとして、担当者が小話程度にやるのは構わないんですが、
今回のように「指導案にのせる」となると話が変わってくるのかなと。

だって、まず学習指導要領にはそんな言葉のってないし。
どころか、他社の教科書には「炎上」とは記載されてないし。
※現象の説明は乗ってます。
※一部副教材には「炎上」という言葉で乗っています。

というのも、そもそもがスラングですから言葉の定義が難しいのかなと。

ある程度の出来であれば問題ないんですが・・・

ウチの教科書に載っていた説明文は来年の採択を検討するレベルでダメでした。
(論争=炎上みたいなことが書いてありました。気持ちはわかるけどさあ・・・)


話が少し変わりますが、ネット界隈に「炎上 授業」で検索をかけると、
学校現場で炎上防止策を教える事は出来るのか? なんて記事を多々見かけました。
完全に防ぐことは出来なくても、炎上に対する心構え位は教えてますよ。ちゃんと。
まったくもう!


結局、実習生は明日が初回授業なのですが、略案は完成しませんでした。
今晩あたりにうーんと悩んで切り口を整理してもらえればと思います。
ポイントは、

情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」を教える事。

適正じゃない活動ってなに?
何でダメなの?

そこらへんをじっくり考えてもらえれば、大丈夫かなと思うんですが・・・。

頑張れ実習生!
明日が楽しみです。

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