教科書を作りたいというのが、教員になったときからの夢だったりします。
まあどちらかと言えば、教科書を作れるくらいの教員になりたい、という意味でもあるんですが。
で、思ったんです。
作れそうだ、と。
というか、「いつかやりたい」程度じゃあ短い教育人生で達成出来ないんですよ。
たった30年ちょっとしかないんだもの。3年スパンで見ると、PDCAたったの10サイクルですよ。
しかも10週とかいいながら、実質はもっと少ないのです。
最初の1週は見習いとして好きなことなんて殆ど出来ません。
次の1週も黙ってれば何も出来ません。
最後の2週は、おそらく自分のやりたいことなんて、殆ど出来ません。
※周りの環境にがんじがらめにされています。
(おそらくその時の若手を指導するとか、内容の引き継ぎとか、そんな感じで。)
すると残り6週ですよ。
試しで1週、改善に1週として計2週。
多分、教員人生でやるぞー!となって出来るのは2~3つのテーマが限界なんじゃないかと。
3つ以上のテーマに取り組める人はきっと天才とか、「スーパー先生」とか呼ばれる人なんじゃないかと。
今やるしか、ないよね。
モタモタしてたら人生が終わる。
なーんて思ったお盆休みでした。
追記
教科書は学習指導要領の改定が大幅なupdate(WindowsでいうSP。もう古いか!)していかねばなりません。
そうでなくとも、情報科の教科書は日々UPDATEする必要があるでしょう。
ディジタル教科書にしてもいい。まあ何が言いたいかって言うと、実はチャンスなんじゃないか?
H34年度試行の新学習指導要領があって、それまであと3年ある。
今年来年と作って、検定通して、再来年に向けて直して・・・出来るか、私に。
やりたくないけどやりたいなあ。
※参考資料
教科書制度の概要
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901.htm
高校で使われているプログラミングの教科書を全部購入して比較 (情報の科学)-Yusuke Ando a.k.a yando
https://yandod.github.io/blog/2018/07/29/highschool-programming-textbook/