プロでありたい

悔しくて眠れず二度目の更新。

前回の記事の通り、情報教育の質問に対して答えられなかったという事が悔しくて悔しくて。

なんでこんなに悔しいのか考えました。

ここで言うのもなんですが、私は「プロ」になりたいようです。
と言っても、生徒たちから見て、聞けば何でも答えてくれる、プロフェッショナルになりたいと言う事ですが。

要は、何を聞かれても、すぐに答えられる人でありたいと。それが情報に少しでも関わるなら、どんな内容でも、です。

私の目指す「理想の教員」が、きっとそんな姿なんですね。

少し近づけているのかな、と思いきやまたすぐ離れてしまう理想像。

あー悔しい。

次は絶対に間違えない。

情報活用能力について

ちゃうねん。
本日、「情報教育の最新事情研修」で「情報活用能力って何ですか?」って聞かれて答えられなかったんです。
ええ恥ずかしい。

言い訳したい!

従来の情報活用能力って以下の3観点に8要素が付いたもの。
・情報活用の実践力
・情報の科学的な理解
・情報社会に参画する態度

本当にすみませんでした・・・。

でも、でもね!
これってそもそも「本当の意味での情報活用能力とは」とか言われるレベルの物で・・・
いや間違っちゃいないと思ってますけど!情報ABCの頃の話じゃない・・・?
そもそもこれ、次の指導要領で消されますよね!

現行の指導要領には乗ってる訳ですが。

「情報教育の最新事情研修」で、 旧体制聞かれてるだなんて思わないよ!
いやいいわけだけど!マジで! え? 育成すべき資質・能力の三つの柱の話? え? でも違くね?
~以下混乱~

あああああああああ悔しい。
夏休みで鈍っていた頭が覚醒した気分でした・・・

教科書作り

教科書を作りたいというのが、教員になったときからの夢だったりします。
まあどちらかと言えば、教科書を作れるくらいの教員になりたい、という意味でもあるんですが。

で、思ったんです。
作れそうだ、と。

というか、「いつかやりたい」程度じゃあ短い教育人生で達成出来ないんですよ。
たった30年ちょっとしかないんだもの。3年スパンで見ると、PDCAたったの10サイクルですよ。
しかも10週とかいいながら、実質はもっと少ないのです。

最初の1週は見習いとして好きなことなんて殆ど出来ません。
次の1週も黙ってれば何も出来ません。

最後の2週は、おそらく自分のやりたいことなんて、殆ど出来ません。
※周りの環境にがんじがらめにされています。
(おそらくその時の若手を指導するとか、内容の引き継ぎとか、そんな感じで。)

すると残り6週ですよ。

試しで1週、改善に1週として計2週。
多分、教員人生でやるぞー!となって出来るのは2~3つのテーマが限界なんじゃないかと。
3つ以上のテーマに取り組める人はきっと天才とか、「スーパー先生」とか呼ばれる人なんじゃないかと。

今やるしか、ないよね。
モタモタしてたら人生が終わる。

なーんて思ったお盆休みでした。


追記

教科書は学習指導要領の改定が大幅なupdate(WindowsでいうSP。もう古いか!)していかねばなりません。
そうでなくとも、情報科の教科書は日々UPDATEする必要があるでしょう。
ディジタル教科書にしてもいい。まあ何が言いたいかって言うと、実はチャンスなんじゃないか?
H34年度試行の新学習指導要領があって、それまであと3年ある。
今年来年と作って、検定通して、再来年に向けて直して・・・出来るか、私に。
やりたくないけどやりたいなあ。

※参考資料
教科書制度の概要
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/gaiyou/04060901.htm
高校で使われているプログラミングの教科書を全部購入して比較 (情報の科学)-Yusuke Ando a.k.a yando
https://yandod.github.io/blog/2018/07/29/highschool-programming-textbook/

全高情研 2日目 2/3 ※編集済み

自身の発表を終えました。

時間、全然足りませんでした・・・。
語りたいことが多すぎて、分かっていながらも詰め込みすぎて、
大事なことがぼやけるという。生徒には見せられないね!

せっかく来ていただいたのに、発展的な内容(情報テクノロジー)について
対してお伝えできず申し訳ない。申し訳ない・・・。

1年で1回しかないからなあ・・・次回に向けて精錬しておきます。
※来年は情報テクノロジーに焦点を当ててガッツリやりたい。ガッツリ。

こちらでも資料を公開しておきます。
各ページの解説もつけたいと思いますが、それはまた後日。
解説をつけました。設定から「スピーカーノート」を覗いていただければと思います。

全高情研 1日目 1/3

私のLTについて資料を提示しておきます。
何かの参考にあれば。


キーワード

授業計画
共通教科情報(社情・情科)
専門教科情報(情報テクノ・課研)
実践報告 (実際に何をやっているか)
society5.0
Arduino(マイコン)
構造理解
PDCA
共生社会
オリンピック/パラリンピック
異校種連携(特別支援)
Exif/ジオタグ
著作権
情報のディジタル化
プログラミング
新たな価値の創造
G-suite(Google Classroom)
予測困難な社会で未来を作る
(私の考える)情報科の視点
授業アップデートの重要性


小学校プログラミング指導入門

という研修の講師を務めました。

1.何故プログラミング教育なのか?
2.Scratch
3.Studuino(Arduinoを利用した学校向け教材)

の順で話が進みました。スライドは2番のScratchの説明を行った際に利用した物です。



伝えたいのは、
「プログラミングを教えるのではなく、プログラミングを通じて論理的な理解を深めることが重要」だということ。
まずは試してみて、ぐるぐる回して(PDCA)、どんどん改善し、実施に備えて欲しいこと。
あたりですかね。

全国情報教育研究大会の発表が控えているにもかかわらず、一切資料が出来上がっていないため
すっごい中途半端ですが、これにて。

忙しすぎるよ!!!!!!!!!!

CORESERVERに移転しました

今までは自宅サーバーで動かしていたこのWordPressですが、
引っ越しを控えている関係で一時的にCORESERVERへ移転しました。
プランはCore-MINI!(30日無料版)

しばらく使ってみて、問題が無いようで在れば完全に移転するかもしれません。
けど、どうせ引っ越し終わって安定したら、自宅サーバーは動きっぱなしだろうと思いますんで
元に戻るかもしれません。

自宅サーバーだとセキュリティ面で余計な串を通したりなんなりと余計なロスがありました。
外部サーバーだとそこら辺を気にしなくても良いってのが楽ですね。
その分速度も速くなりますし。

ううん。
回線2本、引こうかなあ。

小学校でのプログラミング指導(先生宛)

移動中に、ちょっと自分用で覚え書き。
今度、小学校の先生にプログラミング教育をする理由とか
その方法とか、そんな話をしなくてはなりません。
ので、ざっと書き起こし。
自分用だから口調も何も出来てないです。記録用ってだけです!
内容さえあっていればいいんです。出来とか気にしないでね。


今後間違いなく、全ての人間は機械の恩恵を受けることになる。
(少なくとも日本人はって思ってもいいですよ。)
ほら、IoTって聞きません?

例えば私の家は、自動カーテン開け閉めのMooninって機械使ってます。
ちなみに買うと、7000円位した気がします。
これ、自分で作ればきっと,
部品の品質にもよりますが1000円~3000円位で作れます。
多分うちの生徒なら1時間でつくれるんじゃないかな?
似たようなもの、すでに授業で沢山作ってます。

所でこのもーにん、仕組みってわかります?
開け閉め で使うモーター制御と
時間を判断する為の、 時間制御ですかね?

でもこれ、きっと時計は入ってないですよ。

きっとこれタイマーです。携帯と接続して、携帯から時間持ってきて、
それから何時間後に閉めて、開けてを繰り返す仕組み。

そっちの方が、安上がりで、省エネで、バッテリー長持ちだから。
用途的には正確さよりも、利便性を取るのが正解だろうと思います。

例えば、SUICA
あれってどんな仕組みですかね?
中にコンピュータが入ってる?

チップがありますね。
チップが値段覚えてる?

違います、チップは自分の名前だけ覚えていて、
それをインターネットでSUICAのサーバーにアクセスして
今自分の名前で、いくらお金を持ってるのか確認している。

そうすれば、難しい仕組みは見えない所(これをクラウドやサーバーという)
で全部できる。自分はただ、名前を言えばいいだけ。単純。

じゃあ、これの電源供給ってどうなってるんだろう?

このシステムを利用して何か便利な物がつくれないかな?
自分はこんなことがしたい、どこまでを自分でやって、どこまでを機械にやらせようかな?
機械にやらせた方が良い事と、人間がやったほうが良い事の違いって何だろう?

そんな判断が出来る、出来ないが今後の生産性や生活レベルに大きくかかわってくるのは間違いない。
それも、10年や20年後ではなく、3年後とかそんな話です。
実は今、皆さんの身の回りでも、知ってる人はやっていて、知らない人は何も知らないなんて事がごくごく普通に起きています。これを情報格差と呼んでいます。

少し話がそれました。
それで、この「仕組み」つまりは「構造」なんですが、
これを理解する力っていうのが今後重要になってくると思うんですね。

これを小学校からきちんと意識させようっていうのが、
プログラミング教育 の大きな部分だと思っています。

何故プログラミングなのか?
それはコンピュータは「構造」を理解した人が、しっかり「命令」しないと
何もできない機械だからです。
「コンピュータを動かす」には、「構造を理解しておく」事が必須となるんですね。
教えるのにとっても都合の良い教材なんですよ。

具体的にお伝えすると、
例えばここに時計がありますね。
これを入手したい時、人間相手ならば「あの時計とって」とお願いすれば入手できます。
けど、これを機械相手にお願いすると、しっかりと厳密に命令しないといけません。
1.~~にある時計を持ってきなさい

もしくは

1.~~に移動します
2.~~に腕を伸ばします
3.手を開きます
4.~~に触れます
5.つかみます
6.手を持ち上げます
7.~~に移動します
8.手を下げます
9.手を開きます

これくらい厳密にいかないといけません。
これがコンピュータであり、プログラミングです。
で、これらの動作っていうのは命令者、つまり人間がしっかり
「問題の構造を理解」しないといけないんですね。

これらを繰り返すことによって、問題の解決手段や、問題の構造理解をする力を身に着ける
これがプログラミング教育です。

※決してコーディングするのがプログラミング教育じゃないよって、書いてあるでしょ?