よく、「情報コースに進むと、何ができるようになるの?」と聞かれます。
大抵の場合はお偉いさん方に。
ずーーーーーーーーーーっと疑問だったんです。
「何ができるようになるのか」は大事な観点だし、
これにどうやって答えるのが正解なんだろう?
最近ふと、思いました。
そもそも、「読み書きそろばん、キーボード」が当たり前になるって時代に
「出来るようになる」って考えがもうおかしいんじゃないのかと。(暴論)
そもそも、読み書き出来ないと恥ずかしいでしょ?
「文字が読めるようになる」 とか 言わなきゃいけないの?
それと同じ感覚だから、説明し辛いんだなあ、と。
(だって、これを聞いてくる相手は、文字も読めないレベルって事がほとんど)
私が思う「情報コースで学ぶこと」は、
当たり前のように「情報に接する事が出来る」ようになります。
調べて、読み解いて、作れるようになります。
ただ、それだけ。
わからないことを、わかるようにできます。
世の中の情報を自分で吸収する事が出来ます。
世の中に情報を発信する事が出来ます。
それだけ。
たったそれだけのことが、出来ていない。
私だって、本当はもっともっと、高度で!専門的なことを教えたいですよ!
例えばVRCHATを経験させたい。そのためのアバターを作らせたい。
アカウントを作らせたい。OculusGO使わせたい。
VR空間の可能性に期待するんじゃなくて
VRで、空間を、デザインさせたい。
とか!とか!!!!!!!!
でも、今の高校生たち全員にそれを教えるのはかなり厳しいのです。
何故なら、キーボードすら触れないから。
小学校や中学校という義務段階で教えている内容がバラバラすぎる。
あまりにも遅すぎる。ICTに対する教育が。情報教育が。
情報格差、なくしたいなあ。
もっと自由に。