私は初任校(初めて勤務する学校)で、一番最初に「数学の新人」と紹介されました。その場で校長に訂正を願いましたが、そのせいで赴任時から印象悪しです。県からの人事情報にも「数学の先生」として扱われていました。内心思いました。「ふざけるな」と。2017年現在で、情報の先生ってこの程度の扱いなんです。
高校における教科情報の扱いを、「誰でもできる」とか思うのやめてもらえませんかね。私はこの時、「誰でもできる」ような授業をしないと心に決めました。普通に考えて、悔しいのです。
TTが必要かどうかいまだに悩む時がありますが、主に他教科の専門外な先生がT2につく現状であれば、「情報ってこんな教科なんだ」「これは必要な授業だ」って思わせるいいチャンスだと思うんです。大人に伝われば子供にだって伝わります。
「別に私でもできるんじゃない?」なんて思われる授業は即刻辞めるべきだと思うのです。
矛盾するようですが、「情報科の先生なら誰でもできる」授業のテンプレートってのを早急に作る必要があるのかなとも思っています。
遅すぎる位ですが、今やっと大学の先生方や偉い人(?)によって「情報学」が定まりつつあるという動きですので、(どこまでを高校に持ってくるかは文科省や指導要領にお任せするとして)深くなくても構いませんから、今のうちから「すべての範囲」をすぐに持ってこられるような準備をした方が良いと思うのです。
私は講師になる際、「君はネットワークとプログラムのどっちが得意?」と聞かれました。
それじゃいかんと思うのです。「どっちも行けます」と言い張っても聞き入れられず、3回ほどやり取りして自分の経歴を話し始めるなんてことがありましたが・・・別に情報の教員はSE的なあれではないんです。あくまで「学習指導要領」の「教科情報の範囲」を「教えるプロ」でありたいと思うので以下略。まとまりませんが。
ほげほげ