8月31日付で引っ越しまして。夏休みの終了と同時でして。
2学期をスタートさせつつ荷解きの作業に追われています。
さて、2学期の社会と情報は「ネットワーク」からのスタートです。
IPアドレスとドメインの対応なんかを教えていくわけですが、
今年は理論から入らずに、実際に「ネットワークを歩いてみよう」と称して、
IPアドレスを元にWWWを渡り歩いて貰いました。
とはいえ、無作為にIP指定するのはかなり難しいので、ここはセキュリティ意識の教育もかねて千葉県の地方公共団体系ページを教材にしました。
そう、我らが千葉県のWebページはIP直打ちでアクセス出来てしまうんです。
(それでいいのか千葉県)
例として、ドメインとIPの対応を親元のwww.pref.chiba.lg.jpで紹介します。
【ドメインでアクセス】
千葉県ホームページ https://www.pref.chiba.lg.jp/
【IPアドレスでアクセス】
千葉県ホームページ http://114.179.201.1/
※(実際に授業を行う際、本当にそれでいいのかと小一時間悩みました。セキュリティ意識・・・)
で、面白いことに千葉県は、こっからIPが続いていくんですね。面白がって良いのかどうかはさておいて。
千葉県ホームページ http://114.179.201.1/
千葉県防災ポータルサイト http://114.179.201.2/
千葉県-銚子市 http://114.179.201.3/
千葉県-市川市 http://114.179.201.4
(上から)
https://www.pref.chiba.lg.jp/
http://www.bousai.pref.chiba.lg.jp/portal/
http://www.city.choshi.chiba.jp/
http://www.city.ichikawa.lg.jp
とまあ、こんな感じです。
ちなみに市川市は正しいアドレスとして http://114.179.201.139/ が割り振られている様です。
※じゃあ114.179.201.4は何なんだよお化けなのかよ消し忘れなのかと
いやもう本当に、良い教材を提供して頂いて・・・。授業では軽く触れるに止めましたが、大丈夫か千葉県。
※なお、サブドメインについては触れていません。
このように数値を進めながら。
厳密には違うけれども。
1.例えとして「114.179.201」という名前のビルがあってここは主に千葉県が使用している
2.そこにはいろんな部屋があって、1号室には千葉県が、2号室は防災ポータルサイト、3号室には銚子市が~
3.順番に訪ねていけばいつか自分の市町村が見つかるね?
4.よし探そう。適当に入力していっても良い。 気づいたことは共有しよう
(探し終えたのち)
5.すっごい大変だったねえ。これがネットワークの歩き方。現実世界で住所や郵便番号をもとに訪ねるように、ネットでは~
6.で、判りやすくした住所。これすなわちアドレス。
https://www.pref.chiba.lg.jp/ を逆に読むと、
(jp)日本の~
(lg)地方公共団体の~
(chiba)千葉という名前の~
(pref)県の~
(www)Webサービス
に、アクセス(尋ねようと)するって行為なんだよ!
みたいな説明をしています。
今回は45分授業というのもあり、ここで終わりました。
次回からIPドメインの逆引きやDNSを交えた詳しい仕組みに触れられたらなと。
※この後に、覚えている限りの市町村のIP<>ドメインの一覧を乗っけて置きます。