プログラミング教育について5

日が空いてしまうと何考えてたのか忘れますよね。
これやりたいな~と思いはするのに、結局行動に移せずに終わったことが多すぎて。
何とかしていきたいなと思ってはいるんです・・・(結局行動に移せず以下略)

プログラミング教育を通じて目指す育成すべき資質・能力 についてです。
いよいよ教科の味が出てくるころかな?と思うところなんですが、義務教育ではそうもいかないのが難しい所。
ここら辺の感覚が高校と小中の違いなんでしょうか。 小中を一緒にするなと怒られそうですが。

いつもの資料です。

参考資料:小学校プログラミング教育に関する概要資料 (PDF:508KB)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1375607.htm

これは「プログラミング教育」でなにを目指すのか。
漠然とした全体像と、各教科での役割分担(?)がまとめられています。

【知識・技能】
(小)身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。
【思考力・判断力・表現力等】
発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること。
【学びに向かう力・人間性等】
発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。

すっごい簡単かつ乱暴にまとめると、私の言葉ではこうなります。

1.すでに私たちの生活の場において、コンピュータは至る所で使われている。どのように使われているのか、どのような恩恵があるのかを知ろう!
※また、人が(コンピュータのしている仕事)を行った場合と、コンピュータに任せた場合の違いを知ろう!(知識)

2.人に任せている仕事をコンピュータにお願いしてみよう。 どのようにお願いすれば、うまくいくだろうか?(技能)

3.1つの役割をこなすためにも、様々な願い(機能)が必要だという事が分かった。 例えば~~の役割をこなすためには、どんな機能を組み合わせていけば出来るだろうか?(思考・判断・表現)

4.コンピュータには様々な機能があり、その組み合わせで動いている事がわかった。様々な機能を組み合わせて、新しい役割を持たせてみよう!(学びに向かう力・人間性等)

5.「2」~「4」の間で考えた機能を、実際にコンピュータにお願い(実装)してみよう。

こんなかんじですかね。特に順番に意味はないのですが、プログラミング教育を組み立てるとしたらこのようにしますね。また、コーディングは学校の実態に合わせてでよいのだと思います。こっちはむしろ中学校もしくは高等学校に振っていいんじゃないかと。もちろんScratchをはじめとした様々な教育ツールや、教材キット(Studuino)などがこれから産まれてくるでしょうから、予算や環境に適応しつつやっていきたいところです。

※まあ、最大の敵はやっぱりカリキュラム(用意できる時間)にあると思います。
※情報科はいつもそこに泣くんです。なんとか情報なんて~の風潮を覆せるように情報発信を続けていきたいと思います。

さて、長くなってしまったので各教科は次回。

Next:小学校段階におけるプログラミング教育の実施例

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